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2004年 07月 03日
◆2003/07/22・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
私、テレビに出たのです! 突然ですが本当です! でも、街頭風景で写ったわけじゃないよ。 かといって、さんまの“恋のから騒ぎ”でもないよ(^.^) 容姿と性格に10倍自信があったら申し込んで、み・た・い!(^^ゞ 実は、ちゃんとしたインタビュー番組なの。 もう放送されたから解禁ってことで書きます(^_-) 実は1ケ月ぐらい前かな、上司に呼ばれました。 「うちの支社がほかとやってる社会事業がテレビで紹介されるんだ。」 「そうですか」(他人事…) 「番組のなかのほんの一部なんだけど放送されるんだ。アナウンサーのインタビューを受けてこちら側が内容を紹介するってことになっている。今度、取材に来るよ。」 「よかったですね」(まったく気づいていない…) 「このセクションとは直接関係ないけど、君は前のセクションで手伝っていたよね?」 「はぁ~、少しは」(で、で、なになに?) 「向こうのセクションが対応するのが筋だけど、取材日に重要なイベントもあって難しいらしい。それに新しい人も多いから、最初から携わっている人もいない。そこで一番よく知っている○○さん(←ふみ☆のこと)でどうかなっていうことなんだ。」 「えっ!」(冗談でしょ?) 「で、○○日にテレビ局(地元)がカメラをもってインタビューを撮りに来るから、簡単な紹介をして欲しいんだ。」 「うわぁぁぁぁ~」 「あの~、そのインタビューって、ひょっとしてテレビで流されるってことですか?」 「そうだよ。」 「で、で、でも、ほかの人でいいんじゃないんですか?」(マジ頭が真っ白…) 「支社のPRにもなるし。頑張ってよ。」 前の職場では多少マスコミの人とお付き合いがあったけど、まさか、自分がテレビに出るなんて考えてもみませんでした。 しかもインタビューだって! “無理です、無理です”と思いながら、結局、承諾させられてしまいました(*_*) それから、その日どう過ごしたのか覚えていません。 でも、次の日は少し落ち着いてきて、恥ずかしいけどやるっきゃないよねって少し思ったりしてて…(^^ゞ “テレビに出るかもしれないよ”って、朝、ほかの女子に軽~く話したら、昼には支社中に広まってました(^^ゞ 取材は2週間も先なのに、それから3日後、夏用の新しいスーツを買っちゃいました☆ あんまり持っていない色だけど、スーツの印象って大切だから、今回はさわやかな清涼感ってことで↓のような色に決めました! ジャケットの袖口はスリット入りです(^^ゞ 続く…(^_-) ◆2003/07/25・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ さてさて続きです。 “その1”は7月22日の日記をみてね。 それから何日かしてテレビ局との打合せがありました(^^ゞ 製作会社のプロデューサーって人が訪ねてきました。 簡単なシナリオを渡されて、上司といっしょに3人でチェック。 「喋っていただくのは、こことここの2カ所あります。」 「はい」 「“○○とはどんな活動なのでしょうか”、これをアナウンサーが尋ねますから、分かりやすく説明してください。」 「は、はい」 「“△△についてはどう思われますか”、これもアナウンサーが尋ねますから、同じように分かりやすく答えてください。この2つのインタビューの映像の間にで実際の□□の映像を入れます。」 「いいですね。」 「は、は、は、はい」 「撮影は○○日でいいですか。小さな会議室でも確保して頂けますか。アナウンサーと私と撮影スタップと5人くらいで来ますから。」 「は…」(*_*) そうなのです! インタビューなのです。 なんて答えればいいんだろう。 説明しなくちゃいけないんだね。 原稿も考えないといけないんだね。 それを覚えてカメラに向かってスラスラと言わないといけないんだね。 着る服とヘアースタイルのことばかり考えていた。 やっと事の重大さに気づいたのでありました(^^ゞ 続く…(^_-) ◆2003/07/27・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ さてさて続きです。 だんだん取材の日が近づいてきます。 何をしてても、気になって落ち着かない。 インタビュー用の説明原稿がうまく書けないのです。 分かりやすく説明するって実はたいへん難しいことですね(・.・) なんとか原稿をつくって一様上司にみてもらいました。 “細かなことはいいから。ノー原稿の方がいいんじゃない? その方が自然に話せるよ?” えっ!原稿なしでどうしてしゃべれるわけ? ぷんぷん!(-_-#) 他人事だと思って!! さて、原稿ができたらこれを暗記します。 カメラで撮られているのに、原稿を手に持って読むわけいかないよね。 とにかくこれが大変! そう言えば最近暗記なんてしたことなかったなぁ。 “いいくにつくろうかまくらばくふ”ぐらいならいいけど、A4用紙にぎっしり書かれた文章を全部暗記するのです。 (少し長いかなって思っていたのですが、これが当日災いの元に…) “△△の方がいいのではとの○○もあって、□□として始まったのですが、△△については、いままでも…” 少しずつ覚えながらぶつぶつ言ってみる。この繰り返し… でも、すべて暗記するのは無理のよう。 必ず途中でつまずいてしまう(*_*) あぁ~、時間切れ! 美容院にも行かないと! 続く…(^_-) ◆2003/07/28・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ またまた続きです(^_-) 次の休みの日に予約をとって美容院に行ったのです。 取材日の直前だと、“こいつテレビにでるからって美容院に行っておめかしたんだな”って思われそうなので、少し前に行ったのです(・.・) 髪にかなりボリュームがでていたので、どうしても“あたま”が大きく見えてしまいますよね。 長さを少しカットして“ざっく、ざっく”と梳いてもらいました。 そしてカラーリングもおとなしめに… ふむふむ…パラパラ、さらりん! 夏らしいかなぁ(^.^) 実は今回、パーマをかけようと思っていたのですがやめました。 イメチェンに失敗したら敵前逃亡しなくてはなりませんので…(^^ゞ 相変わらずインタビュー原稿の暗記作業は続いています。 どうしても最初から最後まで全部覚えきれません(;_;) そしてついに取材日が… 朝から心臓パクパク! 最初の頃は、“意外にチャンスかもね”なんて、身の程知らずのことを思ったりしてましたが、今となっては、とにかく恥をさらさないでなんとか取材が済んでくれることしか頭にありません。 録画だから何回も撮り直しできますっていうものの、なぜか今日は顔色が悪いような… しかも、入念にメイクしたので、かなりメリハリが効いた顔になってしまったような…(汗) 前の日にチェックしたのですが、買ったばかりのスーツもはっきり言ってどうもなのです。 今日の化粧に合わせると会社の謝恩会のようなのです。 悩んで悩んで、持っていたベージュのスーツに変えました(>_<) そして、その日の午後がやって来ました。 アナウンサーさんとプロデューサー、それに大きなカメラを担いだカメラマンさん、照明や記録のお兄さん達。 アナウンサーさんは、地元局でも有名な美人の○○アナウンサー。 顔が小さくてモデルみたいなのよね! どうか並べて撮さないでね。 会議室に案内していよいよ撮影開始です。 続く…(^_-) ◆2003/07/29・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ さあ、いよいよです。 口紅と髪を直します。 この口紅はちょっと勝負リップなのです。この日のためのね(^^ゞ 会議テーブルの後ろに座り、左斜め上から照明が当てられます。 左前方にビデオカメラがセットされます。 アナウンサーの彼女がジャケットにピンマイクをつけてくれます。 カメラの横に彼女が座ります。 ドキドキドキ… あぁ~、どうしよう(*_*) “なに焦りまくってるのよ。しっかりしなさい。まんざらでもないくせに…” 母の声が聞こえてきそう(^^ゞ 「では、テストをします。」 「彼女が質問しますから、練習のつもりで答えてください。」とプロデューサー 「…とはどういう活動なのでしょうか…」と彼女 「は、は、い、これは、○○の△△で…」と私 覚えた原稿を一生懸命に思い出しながら言ってみる。 でもやっぱり途中で詰まってしまった (>_<) 「ごめんなさい」 「いいですよ。緊張しなくても。それとちょっと長いですね。簡単でいいんですよ。じゃもう一度テストします。」とプロデューサー えっ、簡単にしろって言われても、覚えたことは覚えたとおりしか言えないよぉ。 途中を省いてしまうと次の言葉がうまく出てこないのです。 結局、テストを何回も繰り返しすハメに… 「そんなとこかな。じゃ、行きますよ。」とプロデューサー テレビカメラが回り始める。カメラの方を向いてゆっくりしゃべりはじめる。 “おおっ、しゃべってるぞ! 出足はまずまず…” なんて思っていたら、案の定、途中から何を言っているのか分からなってしまいました。 頭の中がまっ白!!(>_<) 「ごめんなさい」と私 「じゃ、もう一度撮り直しますね。」とプロデューサー なんとこれも3回撮り直し。 2問目はもっとひどくて4回撮り直し。 たった2~3分の放送のために1時間近くも使ってしまいました。 「編集でうまくやりますから、大丈夫ですよ。」とプロデューサー 「よろしくお願いします。ご迷惑をおかけしました」と私 そのあと、アナウンサーが質問するシーンを別に撮影。 彼女は手慣れたモノ。 ポ-ズを決めてはっきりとした声で、壁に向かって問いかけます。 「…とはどういう活動なのでしょうか…」 「これで、いい?」 「OKだよ」 もうびっくり。 うまうまじゃん(^_-) 彼女ってはっきり言って年下なのよね。ちゃんと調べているんだから。 なになに?、この落ち着きと間のよさは… (・.・) 完敗です!! どっと疲れが出てきました(^^ゞ 続く…(^_-) ◆2003/07/30・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 撮影がやっと終わりました。 放送されるのは数日後。 それからしばらくはハイテンションの日々が続きました(^^ゞ 「ねえねえ、大変だったのよ」 「テレビの撮影ってどんなのか知ってる?」 倍ぐらいに膨らんでしまった体験談を友達にしゃべっていました(^.^) まだ放送されてないから何でも言えるんだよね。 でも、放送日前日ぐらいから、急にキモチが落ち込んできました。 “ついに恥をさらすことになる。これで私の人生決まるかも…”(>_<) どう考えてうまくいっているとは思えません。 いくらテレビ局が編集しても本人は変えようがないからね。 その日は休日でした。 指定された時間の少し前にテレビをつけます。 顔をおおった両手の指の隙間からテレビをのぞき見る心境です(*_*) 「おぉぉぉ~でた~」 お化けじゃないよ(^_-) どこかで見たことがある顔。 そ、そうです。私なのです。 アナウンサーの問いかけに“うんうん”と頷いている。 ちょっと頷きすぎ… しゃべっている自分の声に驚く。 こんな高い声してたんだ。でも上ずっているだけか…(・.・) 顔から火が出るとはまさにこのことです。 説明ははっきり言ってヘタ。しかも早口。 笑顔にはかなりこだわっていたんだけどやっぱり表情は引きつり気味… でも、照明ってスゴイよね。肌が明るく写っていたから感謝です! 放送直後に社の女子から電話がかかってきました。 恥ずかしいったらありゃしない。 翌日も大変でした。 上司や同僚にからかわれました。 「なかなかでしたよ」 「落ち着いてたじゃん」 「また、出るのか?」 “笑顔がいいね”とか“話分かりやすかったよ”って具体的に言ってくれた人は誰もいませんでした(*_*) 「つまらん。お前の話はつまらん。」 なぜかキ○チョーのコマーシャルを思い出しました(;_;) でも、でも、自分にしてはよく頑張ったかな?(^_-) もう、コリゴリだけどね。 テレビ局から記念に放送を録画したビデオをいただきました。 今度見るときは、私がおばあちゃんになってからかな… ということで、ひとまずこのシリーズは終わりです! ありがとうございました(_ _) ふみ☆のひとやすみ |
by humi_star22
| 2004-07-03 07:47
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